誰が責任を取るのか?

未来永劫いつまでも絶対に大丈夫だという会社はまず有りません。
大手企業でも簡単に倒産する時代です。お金がある銀行でさえ儲からないので、リストラして合併する時代です。
そんな時代に「うちは絶対に大丈夫です」という会社は嘘つきだと思います。

当社は絶対にそのようなことは言いません。
時代の変化が早いので今はこの仕事をしていますが、先では工務店ではなくなっているかも知れませんし、一人でやってる小さな会社なので私に万一なにかあればそこで終わりです。

でも仕事を続けるからには何か物を作る仕事であり続けたいと思っています。
何かを考えて作る作業は人間にとって最高の仕事のひとつだと思っています。

これまで右肩上がりで増加を続けてきた日本の人口は、2006年でピークに達し、その後、減少に転じて、急斜面を転げ落ちるように減っていくといわれています。
つまり人口が減れば人が住む家の数も減っていきます。そんな状況のなかで今まで通りのやり方の工務店では淘汰されるの目に見えています。
これからマイホームを建てようとしている方には、なんか寂しい話ですが事実を知って行動することは大切なことです。

例えば年間に何百棟もの家を建てている大手ハウスメーカーに、大枚はたいて注文住宅を建ててもらったとします。
当然大きな会社だからアフターも安心だろうと思っている方がほとんどです。
でも今は大きな会社でも、先程お話した現実がすぐ目の前に待っているのです。大きな会社ほど一つ歯車が狂うとすぐおかしくなります。
もし倒産でもしたら家のアフターは誰が面倒みるのか?たぶん近所の工務店になるはずです。

新築住宅には10年の瑕疵保証が義務付けられています。
瑕疵担保履行法による保険の付保により建てた会社が無くなっても、10年間はその保険で保証を受けられる仕組みです。なので10年間はとりあえず安心です。

ですが10年以上経過した後に不具合が発生した場合、やはり近所の工務店のお世話になる訳です。つまりお客様は無知ではいけません。
何事も最終的には自分で責任を取るしかないのです。

そのためには住宅雑誌を読んだりインターネットで調べる等してまず住宅に対する知識を入れてください。それを頭のなかにおいて行動してください。
全て工務店にお任せでは、何かあったときに困るのは最終的にはお客様自身なのです。

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