| ■間取りプランの作り方(その2) |
前回で基本的なことを述べました。今回は注意点や応用です。まず注意点ですが部屋の入口には扉が付きますね。この扉を開けたときどうなるか考えて見ましょう。例えばドアとドアが開いたときにぶつかるとか、急に開くとそこが階段でもし人がいれば危険な状態になるとか、扉の配置や開き方だけでも考えるところは多々あります。次に窓の配置です。大きさは建築基準法の採光基準を満たす必要があります。セキュリティや防犯面でも注意しておくべきです。隣に建っている建物の窓の位置も考えて配置したほうが良い場合があります。いつもカーテンを閉めっぱなしではNGでしょう。また外観のデザインと窓は切り離せない要素です。バランスよく配置すると外観もすっきりと見えます。例えば1階の窓と2階の窓の位置をそろえるとか、1階の窓の上場を高さ2mにそろえるとか、配置の仕方で見た目がずいぶんと変わります。なかなか最初から全て計算通りには行きませんが慣れてくると要領がわかってくるものです。
次に応用です。将来の間取りの変更に対応しやすいようにプランニングすることも大切です。間取りの間仕切り壁ですが例えば12畳の洋室に2つ扉を付けておきその扉と扉の間で簡易的に間仕切れば2部屋になります。この簡易的な間仕切りとは出来上がっている部屋の中に大工に壁を造ってもらうという考え方です。将来広く使いたいときは壁を撤去するだけで12畳の部屋になります。床を仕上げた後に壁を造っているので撤去後は床に数箇所のビス穴が残りますがホームセンターに売っている補修材で埋めてしまえば小さな穴なので目立たなくなります。天井と壁も同じ要領でOKです。もしくは家具で間仕切る方法もあります。完全には分離されませんが子供部屋ならこれでもよいというケースもあります。
また現在は吹き抜けとして使っているが将来は部屋を造れるように梁を通しておくとか、増築し易いように敷地に配置しておくということも検討しておくべきでしょう。
固定観念にとらわれず自由な発想で間取りをつくれるのも注文住宅のいいところです。2階リビングは今や珍しくもなんともなくなりましたがスキップフロアやガレージングなど楽しい間取りを実現させましょう
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