福岡の工務店エーワンディヴェロップ
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■丈夫な家を造るコツ
せっかく建てる家だから丈夫な家であって欲しい。誰でもそう願っているはずです。しかし実際どうすれば丈夫になるのかという知識がないと全て工務店にお任せ状態になってしまいます。最近は建築基準法の改正で在来木造住宅の構造躯体についても規定が設けられましたがそれをクリアしているから大丈夫ということではありません。最低限の基準が決まったというだけのことです。ではどうすれば良いのでしょうか。まず家を構成するパーツを大きく分類すると基礎、骨組み、壁、屋根といったところです。そしてこの家を支えるのが土地(地盤)です。頑丈な地盤の上に建てるということが絶対条件です。地盤が悪ければいくら建物自体が頑丈でも地盤沈下で家が傾いたり歪んだりします。地盤調査を建てる前に絶対行いましょう。
さて基礎ですが鉄筋コンクリートベタ基礎がお勧めです。ここで重要なのが鉄筋の量です。鉄筋の量が増えればおのずとコンクリートの厚さも増します。立ち上がり布巾15cm以上は欲しいところです。この基礎と骨組みの接合部はアンカーボルトのみですので本数が多いほど丈夫になります。
次に骨組みですが絶対に乾燥した木材を使いましょう。水分蒸発による痩せや曲がりが少ないので大工も仕事がしやすいですし完成後のクレームが激減します。土台は4寸(12cm□)以上が良いでしょう。材種はヒノキかヒバです。シロアリに比較的強い木材です。柱は本数が多いほど丈夫な家になります。出墨や角の柱だけ4寸柱でその他は3.5寸柱を使っている工務店がほとんどですが予算が許すのであれば全部4寸にしたほうがもちろん強くなります。筋交いはたくさんあるほうが良いのですがバランスよく配置しないと逆効果になる場合があります。家の中心と構造計算で出る剛芯の位置が大きくずれた建物はコマの芯が真ん中にないのと同じで倒れやすく危険です。
それから壁ですが内部の壁は石膏ボードを使っている家が多いのですが釘ではなくビスで留めると強度が増します。内部壁と外壁との間には断熱材が入りますが工法により一長一短あります。最近増えてきた外張り断熱工法は骨組み全体を断熱材で包んでしまうので家を長持ちさせるには良いのだろうと思いますがその材料に問題があります。なんと石油から出来ている断熱材なんです。火を付ければ一気に燃え上がります。これまでの実績から言えばグラスウール等の繊維系断熱材が燃えないし安心です。最近はグラスウールで外張り断熱できる工法もありますのでコストを無視できれば採用したいと思っています。
屋根は出来るだけ軽い材料が良いです。一般的なスレート瓦で十分でしょう。昔の家と今の家は構造の考え方が違います。昔の家は屋根に重たい物をのせて家を押さえつけるという考え方ですが今の家は基礎を頑丈に造り下から引っ張るといった考え方ですので骨組みの接合部には金物が取り付けられています。この金物を一切使わないことが素晴らしい軸組みであるかのよな印象を耳にすることがありますが、社寺建築のような太くて長い構造材ならまだしも、一般の住宅にその考えを持ち込むのは甚だ危険と言わざるをえません。阪神・淡路大震災における木造住宅等震災調査委員会の被害調査報告書に『各接合部の緊結不良が被害要因の1つ』として指摘されている通り、金物による接合部の補強はとても大切なものです。
そして最後になりましたがいくら良い材料を使っても大工の腕が悪ければ意味がありません。そこでお勧めなのがプレカットです。工場でマシン加工するのでミリ単位の加工が可能ですし接合部の複雑な仕口も隙間無くきれいに収まります。プレカット工場はAQ(Approved Quality)認定「優良木質建材等認証」工場であれば問題ないでしょう。大工の腕前に左右されない品質を確保する最も確実な方法です。

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